ローマ郊外の都市計画EURプロジェクトは1920年、ムッソリーニ・ファシズム政権の下、進められ
ましたが、第2次世界大戦によりこの都市計画は途中で 挫折せざる終えなくなりました。しかし
ながらEUR地区はローマの中でも魅力ある地域として今でも人気があり、特に他の古代ローマ
とは雰囲気を変えた現実 的な建築物は多くの現代建築家の手によって作られました。

このEUR地区にあり特に有名なのが四角いコロシアムとも呼ばれる『Palazzo della Civilità』(労
働文明会館)であり、グエリーニの指示により、30年代初めに作られました。建築様式や建築
技術は『現代建築』と分類されています が、ファシズム時代の傑作として価値あるものと言わ
れています。EUR地区は建築学的にも見てもこのファシズム政権時代の様式を主としており、
ローマでは この労働文明会館などがよく知られています。近頃、この建物はスポーツイベント
の宣伝に使われましたが、これが地区議会の反感を買いました。

豆知識:イタリアではよくある事なのですが、このEUR地区には建設されたものの、一度も利
用されていない建物もいっぱいあるんですよ。